熱中症

高温環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調節機能が破綻することにより発症する障害の総称です。重症化すると死に至ることもあります。しかし、正しい予防法、応急処置を知っていれば防ぐことや救命することができます。

どのような人が熱中症になりやすいのか?

脱水状態にある人
高齢者
肥満の人
過度の衣服を着ている人
普段から運動をしていない人
暑さに慣れていない人
病気の人・体調の悪い人
小児

症状

以前は「熱失神」、「熱疲労」、「熱射病」と分類されていましたが、現在は軽い方からⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度という分類になっています。
Ⅰ度は立ちくらみという症状やこむらかえり、手足のしびれ、気分の不快などです。
Ⅱ度では頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感です。
Ⅲ度はもっとも重症でⅡ度の症状に加え意識障害や高体温になります。
つまり、熱中症は重症にならない限り原則、高体温にはなりません。

熱中症の症状と重症度分類出典: 環境省 熱中症環境保護マニュアル2014

熱中症を疑ったときに何をすべきか?

① 涼しい環境への避難
② 脱衣と冷却
衣服を脱がせて、体からの放散熱を助けます。
露出した皮膚に水をかけたり、うちわや扇風機で風を当てたりします。
氷嚢を使ってもいいでしょう。
おでこにジェルタイプのものを貼ってもあまり効果は期待できません。
③ 水分・塩分の補給
冷たい水を自分で飲ませます。経口補水液やスポーツドリンクが最適です。
④ 医療機関へ運ぶ
「呼びかけに対する反応がおかしい」、「自分で水分が取れない」、「吐き気を訴える」などのときは専門医療機関での処置が必要です。救急車を利用して下さい。

熱中症の応急処置出典: 環境省 熱中症環境保護マニュアル2014

熱中症の予防

熱中症には予防が大切です。
暑さを避けこまめに水分をとりましょう。のどが乾いたときはすでに脱水状態が始まっています。アルコールでの補給は絶対にだめです。決して無理はしないで下さい。
スポーツのときはこまめに休息をとり水分補給をしてください。決して頑張らないことです。

熱中症は予防が大切!
出典: 環境省 熱中症環境保護マニュアル2014


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